いま ふっている雨粒の水盤のリズムは いま 目の前にひろがる薄桃色の甘い夕暮れは いま 私が本当に川のそばに立っている、ということは かなしみも よろこびも 確かさも 不確かさも だれにもわからない だから、想像をする あなたの音を 気配を。 明日は雲が晴れるかもしれないと 隣り合う人と話しながら ふねは何度も出港するから 間違っても 間に合わなくても また、川を渡る。
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