風向きと 潮の流れが違うから 表面に波紋が映る。 水の流れる方向は、どんなに強い風で波を荒げても 変わらない。 底には波すら 立っていない。 みんなが目にする河や木々の土の下で 当たり前に起こっている奇跡や事実を わたし達はおそらくほとんど知らぬまま。 見えていることだけ見ていても 答はなかなか見つからない。 けれど同時に美しさに見とれるその瞬間 わたしは見ている。 今と ことばと 歴史と みらいの真ん中にある、わたしでない誰かや何かの存在を。
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