煮詰まった時。
幾度となく人に、助けられる。
同じ道を通り、同じご飯を食べ、いつの間にか同じような受け応えと同じような仕事をしそうになってしまっている自分に気づいた時。
いつもの道の、奥の道を友人と歩いた。
真っ暗な山道で、桜が満開だった。
それから。
少し別の道を選んで帰る事にしてみている。
違う景色 知らなかった道と知っていた道がつながる交差点やトンネル。
八重桜は葉桜になり、文旦の季節はそろそろ終わろうとしている。
自分さえ見ようとすれば、同じような等と一つもない。
と、頑なになり過ぎて 同じ繰り返しから違う景色を見出そうと少し無理をしていたと気づく。
素直に、違う道を歩いてみようと思う。
そんな時期の方には中々おすすめ。
そういえば、フェリーニの映画に素晴らしい『道』と言うのがあったなぁ。