今回の展示は、平和公園にも近い場と言う事もあり 外国からのお客さんにも伝わる機会になればとも思いやっております。
縁あって素晴らしい薩摩琵琶演奏家の、荒井靖水さんが7日19.30よりいらして下さいます。
私は宮島をモチーフに描いたり作る事も廿日市在住なのと宮島が好きなので時々あります。
島の大願寺と言うお寺には弁財天様がいらっしゃいます。
日本3大弁天と言われる1つが、宮島なのです。
弁財天様は芸事の神様と言われており、薩摩琵琶を手にしているのですね。
琵琶は奈良時代に唐から伝わった楽器で、現在プロの奏者は本当に数少ないそうです。
あのビ~ンと言う独特の響きは“サワリ”
と呼ばれる間と余韻で、日本の物語を響きと共に口頭で語り継いで来たのだとか。
荒井さんは8日に東区民センター、その後も福山等ツアーを控えていらっしゃるのですが お店では宮本武蔵と佐々木小次郎の戦いの様子を描いた巌流島を語りと琵琶で少し特別に披露して下さるそうです。
ワクワク…
一生のうちで中々、目の前で邦楽に接せられる機会は今の日本では少ないのではないかと思います。
今日もイタリアやフランスからのお客さんもいらしており、興味深く互いの話をしました。
色んな国の方に 自分達の国の文化を少しずつでも伝えられたらと思います。
邦楽公演の企画やプロデュースを長年していらっしゃる、ノートジャパンの伊藤多喜子さんのおかげで今回はこのような機会が生まれました。
日本の方もお知り合いの外国の方も是非、良かったらお誘い合わせくださいませ。