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片隅にいる。

‘2011年08月21日’

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友達に誘われて、漫画家の西原理恵子さんの講演を聴きに行った。

『毎日かあさん』や『パーマネント野ばら』や、たくさんの著書が映画にもなっているから私も幾つかは観たことがあった。

そしてその作品達は、嘘の中に生きるホントを描いているようで 激しいのに優しいさびしい 風が吹いているようにも以前感じたことがある。

誘われたから行ったつもりだったけれど、彼女の人間性の高さや深さにとても感動してしまった。

高知を拠点に子育てをしながらお仕事をしている。

貧困や暴力に負けないために女性も自立してお金を稼ぐことの大切さ アルコール依存性で亡くした旦那さんと生きた経験から、周りにそういう人がいたら「病気」なのだから素人が軽く手を出さないこと・治ると言うこと。

多分これは、女性が自由に生きる みたいな副題が付いていたけれど彼女が似たような境遇に苦しむ どこかに紛れてしまっているかもしれない誰かを救うために機会を作って話して回っているんじゃないか と思った。

そういうタイトルや話の流れでは微妙になかったけれど、この場をお借りして…と言う意志のようなものを言霊から強く感じた。

(あんまり温度の高い言葉に感じたので敢えて言霊と書く)

くりかえし、ゆるくていい加減で丁度良い お金はちゃんと稼ごう(そういえば県民共済主催だったな)
子どもは育つから親が元気で健やかにいよう みたいな事を言っていた。

正しさよりも、仕方なさ。
家族や縁 そしてそれを守れるためのお金を確保するために邪魔ならプライドは要らないと言うこと。

生きていくことは人任せには出来ない。

選択を 毎日毎回自分がして、上手くいってもそうでなくても やるしかない。

彼女の話を聴いて、私も皮膚の弱い人や脱ステロイドで頑張っている人に向けて自分の体験から感じた事を、少しずつ、書くと決めた。

ゆるく、決まりではなく。

そして大切な人達と楽しく生きるために必要なお金を稼ぎながら。

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