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歌のお姉さん

‘2011年03月20日’ / 日々

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知り合いの主催で、親子向け無料コンサートがあり 聴きに行った。
ゆみ子さんは普段、ホテルのバー等で大人向けにしっとり歌い上げたりしているそう。
時々こうして こども向けコンサートも受けていらっしゃる。
リハーサルを聴かせて頂いた時、プロの歌声は全然違う!と泣きそうに感動した。
曲目はこどもも一緒に歌って踊れるようにと、ジブリやディズニー 親御さんにも楽しんで貰おうとの配慮か 懐かしいキャンディーズや東京ブギウギなんかもあり 耳馴染みのいい曲ばかり。
私は本場中、最前列にいた女の子に釘付けになった。
彼女は踊るのがきっと 好きで好きでたまらない。
とても上手いのをさておいても、身体が音楽が始まるとむずむず跳ねて動き出す。
歌のお姉さん達をしっかりと目で捉え、どんどん真似てズンズンリズムをとる。
ゆみ子さんはもちろん、ホール全体を観ているから彼女だけを特別視してはいないが あまりに熱心に楽しそうに踊るその少女は光って目にはつく。
その少女の、踊りに対する心から楽しそうな様 恐らくその子にとって憧れを与えている、これまた光った存在の歌のお姉さん ゆみ子さん、その光を受けてさらに光るその子…という素直なループを見ていたら、涙が出てきた。
恥ずかしいとか恥ずかしくないとか そんな事より、時に音楽よりも先に動いてしまう身体。
ゆみ子さんはこども達をステージにおいで!と積極的に促し もちろんその子はそこでも楽しそうにリズムをとっていて きっと彼女にとってすごくキラキラした時間をゆみ子さんは与えただろう。
他にも大勢のこどもが、彼女ほど全開ではないけれど 親御さんに見守られながら楽しそうに身体を動かして ホール全体は温かくなっていた。
コンサートのMCで、今回の地震の募金の話も少ししていた。
歌のお姉さん自身、歌が好きで好きでたまらない小学生だったと 主催者の方から聞いた。
(同級生が偶然再会してコンサートに至ったそう)
内側の魂が喜んだような そんな優しいコンサートだった。
人が 人に何かを与える力や瞬間って、本当にあたたかくなる、と思った日曜日。

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