大阪PiTaPa(今月号をまだアップしていないけれど、連載中です)の打合せも兼ね関西に来た。
大柳美和さんの展示
『珊・珊』
(さんさん←昔の日本の古語。光がきらきらすることや、石が転がる音のことらしい)
リエゾン二階ギャラリーにて23日まで。
(神戸・阪急岡本駅山側出口徒歩30秒
一階はフェアトレードのお店でトウフクロ秋シャツやパンツも置かせて頂いてます)
彼女の展示はその場に行かないと説明しにくい。
光のインスタレーションである。
祈りに近いような、自分の中の気持ちにすこしだけ気づく。
それから昨日、galerie6C(西ノ宮)というギャラリーに最終日の橋本望さんとイケダユーコさんの二人展を観に行った。『6℃の目』
そこでもやはり、気持ち良い 美しいときっと作り手自身が感じて形にした石や絵 オブジェで構成された空間があり、自分の中のどこかに水が入ってくるような感覚を覚えた。
ないものを数えるより、あるものを見つめて。
本で読んだフレーズがよぎった。
まだ足りないからとか、自分で作り出した何かにがんじがらめになる前に 足元をうんと温めて、疲れてるなら眠って 今日をおいしく味わいたい。
色々な人が作ってくれた時間がぴちぴちと そう言っていた。
展示も仕事も靴を脱ぐとか水を撒くとか、同じ地平にある気がして、その全てが勉強にも日々にもつながっているようにも思う。