コンテンポラリーダンスを観た。
鈴木ユキオさん(ダンス)
辻 直之(アニメーション)
内橋和久(音楽)
ダンサーの中に私のすきな福留麻里さんがいて行ってみた。
鈴木さんの身体はとても美しく、人はこんなに優美に軽やかに色んな動きが出来るのかと 雲の上で踊っているようで ただその動きを追いかけているだけでも面白い。
ダンサーの身体は、本当にやっている人は 全然違う。
演じるその時 それまで 残さない。
だから既にその人ではないものがそこに居て、前へ上へ後ろへと 観客をぐんぐん引っ張って行く。
張り詰めた空気の中で ふと流れるアニメーションや息づくの鼓動のリズム ことばや影に自分がよぎる。重なり 紛れ 擦れて忘れる。
それでも、微細な0と1の間にある あるとないを決めてしまうギリギリのちょっと前 そんなことを考えさせられたこの作品に 私は久しぶりのダンスだけどやっぱり良いな!とドキドキ会場を後にした。
その場に居合わせたライブや生は、厳密には残らない。
だからやっぱり 良いものは良いなぁ と思う。
青山円形劇場にて。明後日まで公演あるみたいです。