気づけば展示もあと数日になっていました。
タムカイマさんは日々、工夫を重ねどんどん変わっていきます。
展示のお話を頂いた夏から秋になり もうすぐ冬。
お店で紫蘇の酵素ジュースが綺麗で美味しいと思っていた日からあっと言う間に、今年の新しいぜんざいを食させて頂いていました。
冬の寒い日に、食べるとしっかりお腹も満足して温まるような新メニュー。とても美味でした。
島のお茶屋さんで母さんが毎朝のれんをかけ、お茶を出し、木を扱う父さんがノミを使い働き、静かな毎日が過ぎていく。するとある日…
宮島こけしについてくる『こけし夜話』。
本を読む事で面白いのは情景が見えることもその1つですが、このお話も初めて読んだ時にくっきり見えました。
島に降った冬の冷たい雪。キリッとした朝。参拝にいらっしゃるお客さん。賑わい。静かなお店。時々ワッと混む空気。
島は海に囲まれているのでいつも近くに山々が見えます。
自分の働いて見えている景色とも重なり、瀬戸内海に浮かぶ不思議な神さまの島で起こった小さなお話。
肉まんがあまりにも食べたくなる逸品でもあります。
本は1冊1冊、タムカイマさんによる手製本です。
そんな小さな本から出てきた肉まんをお店で22日(土)にお店で出させて頂く事になりました。
大竹のがんね栗を使った栗肉まんと限定30個です。
どんどん色々な事を作り出していくお店で、ワタワタしながら自分もあたらしい景色を見て行く事がとても楽しみです。
小腹が空いた方は是非どうぞ。