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おおきな凧の話はまた今度

‘2011年03月20日’

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広島に私は戻ってきました。
1週間が過ぎて 色々なことがあり 感じ、考えました。
いま出来ることは、自分のことをちゃんとやること。続けること。
ロンパースの依頼がありました。
白い気持ちで 着た赤ちゃんや周りの人が楽しい気持ちになるものを、つくること。
頼んで下さった気持ちに、責任を持って応えること。
秋田に嫁いだ友人がいて 地震の数日後に連絡がつき、無事を確認しました。
家族でちょうど東京に来ていて、お米が足りなくなってきたとの事。
彼女は、約10年前に『翼の王国』と言う雑誌に載っていたことから訪ねて行って知り合った、同世代のメーテルさん。
メーテルというパン屋を十代の頃から1人でやっていた、柔らかいけれど相当強い精神力を持った女性です。
ひょんな事から数年振りに話すと、二児の母になったと言う。
二人目はまだ0歳。
お米と一緒に、彼女にもロンパースを送ろうと、場所と気持ちを整えて久しぶりに描き、数枚仕上げた。
メーテルさんの夢は、パン屋をしている頃からお母さんになることで 時を経た私たちの状況はだいぶ変わったけれど、変わらずたくさん話をした。
不安なこと 今目の前にうつること 見えないこと。
たくさん ある。
出来ることは何なのか考えて 少しずつ 周りとも交信しつつ、動き始めた。
メーテルさんは、秋田で新米お母さんであり 農業から味噌作りからおはぎ作りから 何もかもまだまだ教わること やる事が帰ったら山積みだと言う。
同封したマナーBOOK(広島県社会福祉協議会さんと作ったもの)を、ご近所さんや年長者の方々とお付き合いする機会が多い今、とても役に立ちそうだと喜んでもくれた。
昔から、彼女と話していると力任せではない力をもらう。
いきている場所で
それぞれが それぞれのことをする。
1人でも誰かが笑顔になれと祈りを込めて 私は私のことを まず しています。

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