やわらかな水滴が、土や 身体に降り注ぐ。 葉の裏側で喜んで 受けとめたその表層はいつだって気づかない。 目と目が合ったのが 手と手がすれ違ったのが 日々の隙間を縫ってゆく。 その場飛びを繰り返すようでいて ずれ込んで 重なって 知らないものを知ってゆく。 あめがふる。 遠い空から 目の前の 潮風ふくむ わたしの住む街へ。
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